今回初めてSYMというメーカーを知りました。SYM(シム、現地名サンヤン)は台湾トップのバイクメーカーなんですね。
SYMは元々ホンダのバイクを製造していたメーカーらしい。でもHONDAの出筋ブランクは入りません。合致するブランクがないかと思ったら、最後に挿したM338がジャストフィットでした。一応ホンダのブランクだけど、カギスターの鍵作資料によると、M338はコベルコの建機用ブランクです。レアなブランクもいろいろと持っておくと、とにかく役立つ。
鍵穴はイグニションともうひとつ、燃料タンクがある。イグニッションはタンブラー5枚でタンクは4枚でした。
インプレッションでピッチを取ってみる。カギスターは初めて出くわしたシリンダーは、データを収集します。SP3.5でP2.5でした。
デプスは4段差くらいかな。覗いた配列でガシガシ削る。傷を見てまた削る。ハンドルロックからOFF位置まで廻りました。意外とあっけなく出来ました。スムーズに廻るように手彫り修正をします。
燃料タンクでもきちんと鍵が廻ることを確認します。M401あたりを加工しても問題なくできたでしょう。
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