年式からすると、ブランクはM354かM377だと思っていました。鍵穴を見ると、意外にも幅広なので、即座にM382だと気付きました。
M382ハーフなのかと思いつつ、鍵穴を覗くと、ハーフタンブラーはない。あれ、この年式で10カット382なのかな。タンブラーはすべてノーマルでした。とりあえず、ピックして車内にある車検証を確認します。年式は平成14年でした。ベースはヴィッツと同じだから、キーシリンダーの変遷もヴィッツと同様なんでしょう。
10カットだと少し作業の手間が増える。イグニッションでタンブラー2枚追加となります。個人的にはハーフ382のほうが、傷がとてもわかりやすく、鍵作はやりやすい。古い年式なら、ドアだけで完成だから楽です。
インプレッションをして、鍵作する。ドアシリンダーが45度廻りました。廻ったときに少しドーパミンが出る。
イグニッション鍵穴を覗く。手前のスライドシャッターが邪魔なのでジグを使います。追加タンブラーのLowHighだけを読んでみる。
追加2枚の傷を頼りにインプレッションして、イグニッションシリンダーも廻りました。またドーパミンが出る。ONの位置まで回すと、ETCから音声メッセージが流れてきた。
コードマシンで、きれいにカットする。変則ピッチなので、微妙なピッチずれでも、きちんと廻る鍵にならない。慎重にコードカットして、2本作成しました。
Copyright (C) 2008 scene.kagistar.com All Rights Reserved.