府中市の大企業オフィスビルです。既存のMIWAケースロック錠を交換して、暗証番号式の自動施錠に交換することとなりました。利便性を重視して、キーレスにしたいという要望には、キーレックスがまさにうってつけです。
既存の錠は高級なケースロックMIWA MHSです。現在はU9シリンダーのキーで開け閉めを行っています。オフィスビルのドアだし、バックセット76なので、キーレックスは1100か2100を選択することとなります。
ケースロックのアーマープレートを取り外します。MIWA MHSのフロント長さは240あります。錠セットを取り外して既存の切欠が見えました。
キーレックス1100を取り付けるための追加加工を行いました。Φ12を5発、Φ15を1発貫通させます。キーレックスの彫り込みケースを取り付けます。フロントのプレートやストライクはLH/MH用交換パーツがあるのでとても便利で施工が楽です。
keylex1100本体を取り付けました。キーレックス500や800と違い、暗証番号を押した後に、一番下にあるenterボタンを押すとレバーハンドルを下げることができます。バックセット76の自動施錠は受注生産なので、納期が若干かかります。また、keylex1100はMIWA
LAやGOAL LXのカラーなしシリンダーを非常解錠用として本体下に組み込めるのが大きな特徴です。
室内側レバーハンドルです。化粧プレートを挟み込んで、元々あったサムターンの切欠を覆います。空錠切換サムターンをAutoLockからFreeに切り替えると、扉を閉めても施錠しない空錠(そらじょう)状態へと変更できます。keylex1100は室内側も暗証番号ボタンタイプを選択することができます。
ストライクプレートも交換します。MIWA MHS用のままでは、当然自動施錠がうまく機能しません。タップが切られたトロヨケとストライクプレートをビスで固定して、ドア枠を挟み込んでいます。
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