立川市の分譲マンションです。既存の主錠はEC LAのゴールドです。主錠のシリンダーをロイヤルガーディアンに交換しました。さらに補助錠を同一キーで取り付けることとなりました。
まずは面付け補助錠の取付位置をお客さんに確認します。ドアガードのすぐ上に取り付けることになりました。
シリンダーの穴をホルソーで開けます。さらに4mm穴2箇所を開け、5mmタップを切ります。
錠ケースのデッド位置を確認して、ストライク穴を掘り込んでいきます。まずはドリル穴を何発も開けていきます。カギスターはマンションによく使われるエアタイトドアでも、あまりATライナーを使いません。
超鋼ロータリーバーを使い、穴を広げてつなげていきます。ゴムパッキンが奥にあるので。これを避けるため、掘り込み穴を2mmほど室内側にずらしていきます。出現した補強板を破壊するのに、少々体力を要しました。モルタルは20mm以上奥に見えますが、手前にはないので助かりました。
ストライクプレートを取り付けます。掘り込み穴の加工のやり方は、鍵屋さんによっていろいろ違うようです。掘り込み穴外周を細いドリルで開けていく鍵師もいれば、ディスクグラインダを使う鍵師もいると聞きます。
ロイヤルガーディアンNDRシリンダーを取付板にビスで固定します。
室内側のWEST554ゴールドです。ロイヤルガーディアンNDRは専用の面付錠ケースがありません。MIWA
NDRでは、見た目がしょぼいので、今回は機能美にあふれるWEST554を使いました。ライナーを1枚使ってケースを2mm浮かせています。2007年10月工事。
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