ショーワの代表的なレバーハンドル玄関錠CLです。フロント刻印はCL-50とあります。50はバックセットを意味しているんでしょう。
SHOWAのCL錠に出くわす確率はとても低い。本締錠397も同じ形状のシリンダーを使用しています。戸建玄関ドアだと、本締錠397の2個同一を時々見かけます。
フロントのアーマープレートを外します。シリンダーを固定しているカンザシとサムターンを固定しているカンザシが2本見えます。
CLシリンダーを固定しているカンザシを抜き取ります。カンザシでシリンダーを固定しているという点では、MIWA
LAあるいはGOAL LXと同様です。MIWAであればカンザシ2本、GOALであればカンザシ+ビス2本で固定しています。もぎ取り破壊を考慮すると、SHOWA
CLシリンダーの防犯性は心もとないかな。
新しいシリンダーを取付、カンザシを差込み固定します。キー片側がギザギザのピンシリンダーです。鍵の見た目は以前と同じでも、現在製造しているSHOWAシリンダーは間違いなくマッシュルームピンです。ピッキング対策は施されています。SHOWAも、GOALのピンシリンダーでも2005年くらいからは、ほぼすべて全ピンがマッシュルームピンになっているようです。
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