玄関ドアがすごい速さで閉まって、大きな音がするそうです。数ヶ月前、昭島市で鍵交換をした際に、ドアクローザーの交換もできますよとアピールしておいたのを、覚えてくれていたようです。
築30年以上の戸建、技研の装飾錠が付いています。玄関ドアも川口技研製なんですね。錠前の世界では、「右勝手」のドアとなりますが、ドアクローザーメーカーでは、この場合「左開き」といいます。
ドアクローザーのスピード調整ができるか確認してみました。やはりすごい勢いでドアが締まり、バターンという大きな音が出ます。ドアクローザー本体を見ると、漏れた油がキャップにたまっています。寿命が尽きているので、交換するしかありません。NHN,ニッカナのドアクローザーです。
RYOBIの取替用ドアクローザーは、ほとんどのメーカーのドアクローザーをほぼ加工なしで取り付けられます。ブラケット取付穴が3つなので、1つ追加穴を開けます。ビス穴4点でブラケットを固定します。
既存のビス穴を利用して固定金具を取り付けます。丁番側の框に段差があって、1mm高くなっています。これでは本体をドアに平行に取り付けられません。左側の固定金具の左端を2mmほど削り取ります。
スライド取付板を取り付けます。固定板でビス留めします。取付板には向きがあります。
本体にアームを取付けます。アームとリンクを結合します。リンクはドア面と平行になるように長さを調整します。本体にある速度調整弁を回して、程よい閉じ速度にします。
ドアのストップ位置を確認します。ドアをストップさせたい位置まで開けて、ブラケットのストップねじをスパナで強く締めます。日曜大工的な作業なので、一般の方でも、問題がなければ1時間ほどで出来るでしょう。
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