玄関の鍵、車の鍵、ロッカーの鍵、会社の鍵、バイクの鍵・・・
カギを持たずに生活している人はいないはずです。
日常生活に欠かせない鍵と錠には、交換したり、新たに取り付けたり、開けたり、なくした鍵を作ったり、といった仕事があります。
そんな鍵の仕事をこなす鍵屋の カギスター(とその仲間)が
現場で作業する光景をデジカメで撮った、施工事例ライブラリーのサイトです。
鍵屋の車内には、シリンダーと錠の商品在庫は
もちろんのこと、
・取付工具(ドライバー、ペンチetc)
・加工のための電動工具(ドリル、グラインダーetc)
・キーマシン(刻みキー用とディンプルキー・ウェーブキー用)
・各種備品(ACインバーター、脚立etc)
・解錠工具・破錠工具などがあります。
写真のコードマシンは合鍵の複製はもちろんのこと
紛失キーを作成することをメインに設計された、AC/DC電源兼用キーマシンです。
カットする深さをダイヤル数値で合わせ、刻みキーを作ります。
ドライバーに始まり、ペンチ、ハンマー、ウォーターポンププライヤー、トルクレンチ、ヤスリ、たがね、タップ、ピンセット、ドリル、ホールソ、食切り、オートポンチ、ボルトクリッパー、ノミ、バイスグリップ・・・・・などが工具箱に充満しています。
現場を経験するにつれて、こういう工具がほしいなと感じるものです。
住宅用ピックセットや特殊解錠工具、車両用ピックやスコープ、破錠ホールソ、自作の解錠工具など、とにかくいろいろありますね。
解錠をあまりやらない鍵屋と比べると、投資額で大分変わってくる部分です。
鍵屋の仕事は職人仕事ですが、日常性に乏しい業種であるため、
その存在自体が一般の人には身近ではありません。
鍵屋と他の職人仕事との最大の違いは、下請け構造に組み込まれない商売であることです。
多くの個人鍵屋にとっては、以下の特徴が大体当てはまるでしょう。
- 現金商売、日銭商売である。
- 単価が低く、リピート性が低い、日常性がない
- 出張サービスなので地域性がある。地域に根ざした営業である。
- ほぼ全て一人で完結する仕事であり、組織にはなりづらい。社員として働く機会はまれである。
- 緊急性が高く、スケジューリングできない依頼も多々ある。
- エンドユーザを直接相手にする仕事であり、下請けの構造はほとんどない。
そんな鍵屋の日常・非日常風景を紹介するサイトです。
ただし、鍵開けや鍵作製に関する秘匿性の高い情報については、公開できません。
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